「異常なし」初の10%割れ 昨年の人間ドック

 昨年の人間ドック受診者のうち「異常なし」とされた人の割合は初めて10%を割り込み、これまでで最少の9・6%だったと日本人間ドック学会が24日、発表した。集計を始めた1984年は29・8%だったが、3分の1に落ち込んだ。2007年は微増に転じて11・8%となったが、再び下落した。

 全年代で、生活習慣と関連の深い6項目すべてで状況は悪化しており、笹森典雄(ささもり・のりお)・同学会名誉顧問は「生活習慣を乱す原因となる職場ストレスなど、生活環境の悪化が最大の理由ではないか」と推測している。

 全国約800の指定施設などから、昨年受診した約295万人のデータを集め解析した。

 6項目で「異常」とされた人の割合は、高コレステロール(26・4%)が最も多く、肝機能異常(26・2%)、肥満(26・1%)と続いた。いずれも年々増加している。ほかの3項目は高血圧(17・7%)、耐糖能異常(16・3%)、高中性脂肪(14・6%)。

 地域別では「異常なし」とされた人は中国・四国が最多で14・1%、九州・沖縄は最少の6・8%だった。

 笹森名誉顧問によると、腹囲測定を導入するなど基準が厳しくなったことや、若年者の受診が減少、60歳以上の受診者数が39歳以下を初めて上回ったことなども影響していると考えられるという。
Japan health news

New Japanese helth English news is from here !

タグ:          

投稿者: 日時: 2009年9月 5日 10:36 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ