魚のDHAはうつ病に有効 脳の神経細胞を増大

魚に豊富な不飽和脂肪酸オメガ3のドコサヘキサン酸(DHA)に鬱(うつ)病への効果が
期待できるとする見解が表明された。ひどい鬱病の人は脳の神経細胞の細胞体が存在する
灰白質(かいはくしつ)が縮小するが、DHAはこれを増大させるという。

ピッツバーグ大医学部の脳科学者、サラ・コンクリンさんが、55人の成人を対象に、
ランダムに選んだ2日の食事の内容を聞くとともに、脳の磁気共鳴画像(MRI)による
観察を行った。その結果、DHAの摂取が多い人ほど、感情と関連する3つの部分
(小脳扁桃、海馬、帯状回)の灰白質が多いことが分かった。

過去の研究でも、DHAが鬱病の兆候を鎮めることが確認されている。
また、この分野の研究では有名なフラミンガム・スタディーは、血中のDHA濃度の高い人は、
認知症やアルツハイマー病のリスクが少ないと指摘している。

コンクリンさんは「鬱病には遺伝、環境、ドラッグの使用、飲酒などの要因もあり、
DHAが万能だとは言い切れない」と話している。

DHAが豊富に含まれるのは、サケ、イワシ、サバ、ニシン、アンチョビー、マグロ、ニジマスなど。

(ワシントン マリリン・エリアス)
(産経iza) http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/43370/

投稿者: 日時: 2007年3月17日 19:05 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ