腹巻ブーム再燃!

腹巻ブーム、また来ましたね。
機能的な品だと思います。
特に最近の女性は、腰を出すファッションが多いですから。


 いま若い女性に「腹巻き」が人気だ。大手下着ブランドからおしゃれな腹巻きが
相次いで登場、愛用者が増えている。主に寒さ対策として使われる腹巻きだが、
実は防寒以外にも、新陳代謝を正常に保ったり免疫力を上げるなどのさまざまな
健康効果があり、医者も注目している。

 「腹巻きの人気はとても良い傾向」とは、東京女子医科大学付属青山自然医療研究所
クリニックの川嶋朗所長。おなかの冷えは全身の冷えにつながるため、健康面で
大きな危険をはらむからだ。冷えは万病のもとだと川嶋所長は強調する。最大の
問題は、冷えによる血流低下。酸素や栄養を運ぶ役割の血流が悪くなると細胞の
働きが鈍り、新陳代謝も悪化、老廃物排出も滞るため血栓のリスクも出てくる。

 第二の問題は、低体温では酵素がうまく働かないこと。酵素は体内のさまざまな
化学反応にかかわるため、酵素反応の悪化が脂肪代謝に影響すれば生活習慣病に
つながる可能性もある。また“心の健康”にも冷えが関係すると説く。「鬱病
(うつびょう)の人のおなかを触ると必ず冷たい」。冷えて血流が低下すると脳内の
セロトニン分泌が鈍るためだという。

 冷えの解消には、局部的でなく全身の血流を良くするのがポイント。その意味で
腹巻きは有効だ。川嶋所長は昨年、太ももを温めると白血球が増加し免疫力が上がる
ことを実証した。太ももには多くの筋肉が集まり、温めれば全身の血流アップに
直結するからだ。「手足など末端を温めるより、おなかや太ももなど体幹を温める
ほうが効果的」。さらに、おなか(小腸)には全身のリンパ球の7割が存在するため、
温めれば免疫力が向上。女性の場合は子宮も温まるので、生理痛対策としても役立つ。

 女性にとって冷えは、大きな悩み。昨年花王が行った冷えについての意識調査
(女性約1000人対象)でも、冬の寒さと夏の冷房で一年中冷えを訴える人が3割強もいた。
今季、ワコールホールディングス(京都市南区)の若い女性向け下着ブランド、
ウンナナクールが発売した薄手の腹巻き「ちくわ」や、女性下着通販大手ピーチ・ジョン
(東京都渋谷区)の「HARAマキ」シリーズのような、ファッション性の高い商品が相次ぎ
登場し、クチコミで人気が広がった。

 特に「ちくわ」は、50センチのロングタイプと、好きな長さにカットできる切り売り
タイプがあり、腹巻きでありながら首に巻いたり胸元からチラリと見せるなど、
自分なりの使い方ができる点が受けている。おしゃれに防寒しながら健康に。腹巻きは、
女性の強い味方といえそうだ。(小坂真里栄)


【用語解説】セロトニン

 脳内ホルモンと呼ばれる神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸のトリプトファン
から合成される。不安やイライラを抑える鎮静作用をもち、鬱病(うつびょう)や
パニック障害などとも深くかかわることが分かっている。


▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2007年01月22日
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200701220003a.nwc
▽ピーチ・ジョン「HARAマキ」

投稿者: 日時: 2007年1月25日 20:00 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ